幼児教育と音楽

幼児期に音楽に関する育児や教育を行うのは、情操を豊かにするためのものです。

今の世の中は音楽に満ち溢れています。育児の場でも歌や音楽が頻繁に使われ、子どももよく興味を示します。明るいアップテンポの曲では子どもは笑ったり手足を動かしたりし、逆に暗い静かな感じの音では恐がって泣き出したりします。育児経験のある方なら覚えがあるのではないでしょうか。

「胎教」といってクラッシックの名曲を聴かせると、子どもに音学の才能が備わるようなことがまことしやかに言われた時期がありましたが、あれは、少し観点がずれていて、クラシックを聞くことによってお母さんがリラックスすることが胎児に良いのです。
だからクラシックが苦手な人が「胎教にいいから」と無理して聴いても何の意味も無く、かえって弊害があるほどです。

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妊娠中や育児中は、ポップスでも民謡でもアニソンでも、お母さんが聴いたり歌ったりしたとき、楽しかったり落ち着けるものが良いのです。

幼児期に音楽を習わせるのも育児のひとつとして考えるなら、最初から正確さや完成度の高さを求めてはいけないと思います。親としては習わせている以上、早く音楽を「表現」出来るようになって欲しいと思うあまり、知識や技術を教えこんでしまいがちだからです。それが「音楽を楽しむ」という喜びを妨げているのならそれは危険なことです。

幼児期の音楽の習い事というのはあくまでも育児の一部であり、育児のなかで幼児が語りかけによって言葉を習得するように、親が音楽を愛し、楽しむ姿を見ることが、幼児の「音楽が好き」「楽器を弾くことが好き」「歌うことが好き」という心を創っていくのではないでしょうか。

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